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空箱

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おやすみなさいまた来世

Side:A

1.
処刑された翌日には一族皆殺しにしてやった。それでも怒りが収まらずに人を殺していたら一年と経たずに人類は滅びた。自分が死ね無いことを知ったのはその後だった。ゲンティアナの言葉を聞き入れずに人を滅ぼしてしまったことを悔いても遅かった。それから気が狂う程の長い時を過ごした。否、実際に狂っていた。自らが死んだのか、それとも何らかの理由でこうなってしまったのかもわからない。だが気付いたら処刑された次の日に居た。その絶望と、あまりにも新鮮な怒りに抗えずについまた一族を皆殺しにしてしまった。人そのものを絶やすのは止めた。長い時間を一人きりで過ごすのはあまりに辛すぎた。だがどれだけ手を尽くして探してもただの人に俺を殺す手立ては無かった。二度目も気付けば光の無い世界で人は静かに滅び、俺はまた一人になった

2.
理屈はわからないが再び処刑前日。どうしてもソムヌスへの衝動が押さえきれずに殺してしまう。血族の子孫に俺を殺せる人間が生まれるのかと思いきや、クリスタルに祝福されたソムヌスの血を受け継がなければならないらしい。忌々しい。血が絶えてしまった為に前回と同じ道を辿る

3.
非常に許しがたい所だがソムヌスを見逃した。お陰で収まらない怒りで民の数が半分に減った。順調に血は繋がっていたがクリスタルはいつまで経っても王を選ばない。そうこうしているうちに隣国に攻めいられ呆気なく子孫もろとも国は滅びた。後は同じ。そこまで俺が面倒見てやらなければならないのか

4.
人類が生きている時は良い。だが滅びた後が辛すぎる。

5.
一つの要因を取り除いてもまたすぐ新しい要因が生まれ呆気なく人は滅びの道を辿る。苛々する

19.
王が選ばれない。否、俺を倒すだけの力を託す王が選ばれない。本当に選ばれる日が来るのだろうか

31.
世界の危機感が足りないのでは無いかと人工を半分にまで減らしたりルシスを滅ぶ寸前に追い詰めたりしたが王は選ばれない。選ばれる前に血が絶えるか人そのものが滅びてしまう

62.
本当にそんな存在生まれるのか?

85.
六神を無理矢理引きずり出してみるが死ねなかった。あいつらは同じ事しか言わない

113.
1000年、歴史を繋げてやったがまだ生まれない

153.
生まれない

296.
生まれない

581.
生まれない

820.
衝動で皆殺しにすると辛いのは自分だ。堪えるように

1017.
生まれない

1538.
生まれない

2126.
生まれない

3364.
生まれない

4811.
生まれない

6432.
もうすぐ2000年も人の歴史を繋いでいるが生まれない

7910.
生まれない

9216.
生まれない

9849.
初めてクリスタルが選んだ。だが選ばれた王はただの人同士の戦争で呆気なく散った。クリスタルに選ばれても脆いのか。忌々しい

9873.
神凪も血を絶やさないようにしなければいけないのか。面倒だ

9881.
ニフルハイムにクリスタルが破壊された。俺よりも脆いのかクリスタル。ふざけるな

9892.
今まで大抵はニフルハイムが支配する世界になっていたがそれではあまりに簡単に王が死ぬ。ルシスが滅ぶのを阻止するべきか…とても癪だ

9895.
ニフルハイムの力が強すぎる

9901.
たまになぜこんなに必死に世界を守ろうとしているのかわからなくなる

9906.
大分ニフルハイムの力を押さえられるようになった

9910.
王の寿命も大分延びたが力をつけさせ無いと駄目だ。とてもじゃないが俺を殺せない

9923.
細かい調整を繰り返しているが神凪の動きだけが巧く掴めない。何故か毎回動きが大幅に変わる

9934.
王を生き延びさせても神凪が儀式をしないといつまで経っても終わらない。忌々しい

9936.
神凪にだけ別の何かの力が働いているとしか思えない

9948.
原因がわかったかもしれない

9954.
邪魔ばかりしてきて苛々する

9959.
お前は何がしたいんだ

9965.
殺すと何故か王と神凪がトラブルを起こして死に易い。生かすと目障りだがスムーズに事が運ぶ気がする。腹立たしい

9970.
結局殺さず監視下に置くのが良いのかもしれない

9979.
何度押さえつけたと思っても予期せぬ行動をしでかす。脆い身体で何が出来ると言うのか

9986.
誰からも何も期待されない身分で一人抗おうとする姿は同情してやっても良い。だがたかだか30年にも満たない短い時間を繰り返すだけの人間に何がわかるものか

9994.
あともう少し。もうすぐ終われる気がする

9999.
ようやく王をクリスタルに辿り着かせた。これで、きっと






-------






Side:R

1.
ノクティス、アーデンに敗れ死亡

2.
母を六神との誓約の旅へ送り出すことに成功するもリヴァイアサンと誓約直後に帝国により殺害される。
リヴァイアサンの力を得たノクティスでもアーデンには敵わず。六神全てとの誓約を果たす必要があるかもしれない

5.
リヴァイアサンにたどり着く前に母死亡、ノクティスは力を得られず

8.
リヴァイアサン、タイタンまで誓約が出来たがルナフレーナが帝国の捕虜となりそれ以降の誓約を果たせず

14.
順路を変えてみるがラムウとの誓約直後に帝国軍に見つかり捕縛されることが多くそれ以降の誓約は果たせず

15.
断腸の思いでルナフレーナを帝国から助けずに母の誓約を進めさせてみるも母の心が持たなかった

22.
帝国を避けるルートは固まって来たが母が死ぬか、ルナフレーナが犠牲となって母が使い物にならなくなるかのどちらかで先に進まない
三神の力だけではノクティスはアーデンに敵わない
せめてクリスタルの力を得られるようにしたい

28.
どうやっても母が六神全てとは誓約を果たせない

31.
ルシス王子のテネブラエ療養を子供の身では止める事が出来ない。せめてあと三年後ならばもう少し発言権があるものを

33.
今まで必要最小限の犠牲で帝国を追い返せる兵が配置されるように動いて来たが、違う道を模索してテネブラエに訪れたレギス王を犠牲にした。しかしレギス王が死ぬとノクティスが腑抜けになりどれだけお膳立てをしても責務から逃げ回った挙げ句、アーデンにあっさりと殺される
あれはどう足掻いても無理だ。レギスが居ないと何故か歪んで育つ。二人がテネブラエに来る時はなんとしてでもレギスも一緒に逃さなければならない

34.
母がいるとレギスが守ろうとしてその場を離れない

35.
なんとか母とレギスを守ろうとしたがそれはつまり今までと同じだと言うことに気付いて諦める

36.
レギスが死ぬとノクティスが使い物にならない
ルナフレーナが死ぬと母が使い物にならない
全て守ろうとすると俺が死にまた世界が繰り返される

37.
母を、犠牲にした
大きく世界の情勢が代わりまだ先が読めないが、今までは早々にルシスが帝国に制圧され全く手出しが出来なかったクリスタルに近付けるような気がした
だがルナフレーナの教育が出来ないまま母が死んだ為にただ政治利用されるだけの神凪になってしまい、逆に身動きが取れずに誓約が出来なかった。ゲンティアナだけでは現代社会の事は教えられない。母が死んでも強く生きられるようにしなければならない

38.
身体を鍛えさせたらあっさりと兵を庇ってルナフレーナが死んだ。思ったよりも血の気が多い、何度繰り返しても考えるより先に身体が動くらしく他人を庇って命を落とす。ルナフレーナを鍛えるのは止めた方が良いかもしれない

39.
神凪の使命とその責任に加えて政治における神凪の扱いを幼い頃から説いてみた所、ルナフレーナのみならずノクティスにも良い影響があるように思う。以前よりも自発的な行動が見られる。だが13歳という不安定な時期にルシスが帝国に支配されてしまうと制御が難しい。父親ばかりか幼馴染み二人を失ったノクティスは何度繰り返しても行動が読めない

43.
なんとかしてルシスに行き直々にノクティスを教育方針にすることも何度か試したが、逆にノクティスが俺へ依存し身動きが取れない上に母とルナフレーナが守りきれない。幼馴染み二人助けても何故か三人が共依存のような状態になってしまい手出しが出来なくなる。何か良い方法は無いものか

46.
ノクティスが使えないのならば自分でどうにか出来ないものかと画策するが巧くいかない。どうしても指輪に拒まれる。ただ見ているだけの癖に忌々しい。わかっているのなら力を貸せ。

47.
発想を変えて帝国に渡るもまさか同僚である筈の者達からの暴行で死ぬとは思わなかった

51.
少しずつ巧く立ち回れるようになっているとは思うが暴行の種類が変わっただけな気もする。本当にこれで良いのだろうか

56.
慣れてしまえば案外効率が良い方法だったらしく、地位を上げるのは簡単になったが何が気に入らないのかアーデンの飼い殺し状態に陥ってしまう

58.
反抗的過ぎても殺され、だからと言って従順でも殺される
アーデン以外の権力者と寝る事は許されてもその辺の女性と恋仲になるのは許されない
身体だけの関係は許されても仲の良い友人は許されない

62.
少しずつアーデンの扱いは覚えてきたと思う

65.
アーデンを殺そうとしてみたがやはり俺だけの力では無理だ

69.
せめてアーデンを止めることは出来ないかと試行錯誤を繰り返したがあれはもう駄目だ。人の力で説き伏せられるようなものじゃない。人の身ではあれの心を理解してやることは出来ない

73.
ルシスへの侵攻を延期させることに成功した。二年後の侵攻は止められなかったが、立ち回り方によってはもう少し先に伸ばせるかもしれない

80.
ようやく、終わりが見えて来たような気がする

81.
小さな綻び一つでいとも簡単に今まで積み上げて来たものが崩壊してしまう。慎重にいかなければならない。だが動くタイミングを見誤ってもならない

82.
これまでの経験を生かして母を助けられないかと考える事がある。だが母が生きていると何故か少しずつ手繰り寄せた糸がほつれ、やがて全てが取り返しのつかない状態になってしまう

90.
ルシス襲撃を大分先まで伸ばせるようになった。二十歳にもなればノクティスも幼馴染みの二人もなんとかなりそうだ。新しく増えた友人?が巧く行く時は非常にノクティスに良い影響を与えているようだが、その生い立ちゆえにトラブルの元になることも多い。万全を期すのならば出会わせないのも手だろうか

94.
ルナフレーナを誓約に出すタイミングが安定しない。早すぎれば帝国やアーデンの妨害に会いやすく、遅すぎると身動きが取れなくなる。出来ればノクティスと共に回らせてやりたいが巧く調整が出来そうに無い

97.
調印式でルナフレーナを伴い脱出、ノクティスに合流を図るもアーデンの妨害に会う。そのまま監禁された上でなぶり殺されるの道を辿る事になったが、ルナフレーナは逃されたようだった。今までアーデンはただルシス王家をいたぶり殺したいだけだと思っていたのだがもしかしたら違うのかもしれない

99.
今まで勘違いをしていた。アーデンは敵ではあるが完全なる敵では無い。刺激しないように手伝うのが最短の道だ

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