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空箱

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木日おふぇら

じーちゃんとばーちゃんはまだ暫く帰って来る予定が無くて、木吉の家で日向と二人。
となれば若い二人がする事なんて限られている。
最初の頃はどちらが上になるかとか、挿入を果たすまでのすったもんだはあったけれど近頃では然程苦労せずに快感を得る事が出来るくらいには手慣れて来た。
かつては女役をする羽目になった所為か酷く緊張して恥じらっていた日向も、今や祖父母の帰りが暫く先だと知るや否や勝手に木吉の足の合間に陣取って木吉の息子さんを口いっぱいに頬張ってうっとりと舌を這わせる始末。
積極的な日向が嫌だと言う訳では無いが、恥じらいが全く無いのも少し寂しい。
「日向って、ふぇら好きだよな」
「んん?」
「すごく、美味そうに咥えるというか」
「ほふは?」
「うん、凄く、巧いし」
咥えたまま喋る、その空気の振動がなんとも言えず敏感になった場所にくすぐったい。
びくりと思わず身体が跳ねてしまった木吉に満足げに口角を釣り上げた日向は、ちゅ、と言う密やかな水音と共に漸く木吉から唇を離す。
「だって、コレ以外にお前が喜ぶモンって他にねーだろ?」
これ、と。
日向の唾液で濡れ光る先端にリップノイズを落とされるのは心臓がどきりと跳ねてしまってなんとも落ち着かない。
「どういう事だ?」
「お前、俺が気持ちよかった事をお前にもしてやろうとしてもすげー微妙な顔すんじゃねーか」
「え、…」
最初の頃、女役はなんとか土下座までして受け入れてもらったのだが。
女役を引き受けた日向はそれでも木吉に触りたがった。
それも、ただ縋りついたり温もりを求めたりするのとは違う、明らかに性的に煽ろうとする手付きで。
嫌だ、と思う訳では無い。
けれど動き回る指先が鬱陶しいと思うくらいには苦手で。
顔に出したつもりは無いのだが日向にはあっさりとお見通しだったらしい。
「バレてねーとでも思ったか。お前が嫌がらない事だけをやろうとすると…しゃぶってやる事しか残って無かったんだよ」
「そうかなぁ」
「そうかなぁもなにもねーだろ。突っ込まれるのは嫌、触られるのも余り好きじゃないっぽい、上に乗っかられるのも嫌、ってどんだけ我儘なんだよ」
「ははは」
木吉は最中に日向からアクションを起こされる事を好まない。
図星を指されてしまっては笑うしか無い。
「俺だって男なんだよ、てめーを善がらせてぇって思う気持ちはあるんだからな」
「うん」
「けど、お前は隠してるつもりかもしれねーけど、お前が嫌がってるのもなんとなくわかるんだよ」
「…うん」
「そしたら、後はお前が好きっぽいフェラの技術磨くしかねーじゃねぇか」
確かに日向に舐めてもらうのは好きだ。
あの、日向が。
木吉の前に傅き懸命にペニスを舐めしゃぶる姿なんて興奮しないわけが無い。
すっかり羞恥心が無くなり、むしろ嬉々として咥える姿は少し残念と言えば残念なのだが、それでも学校では健全な男子高校生を演じる日向が木吉の前でだけ男のペニスをしゃぶって喜んでいるなんてぞくぞくと違う何かが背筋を駆け抜けて行く。
「――……日向ぁ…!!!」
「うっぜぇ!!!ぶち犯されたくなかったら黙ってしゃぶられてろ!!!!」

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