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空箱

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おせっくす事情妄想

【木日】
積極的なのはどちらかと言えば日向。
木吉は淡泊な方で、日向は普通のDK並。
特に変なプレイに走る事も無く、安定して愛を育むようなおせっくす。
相手が気持ち良いと自分も気持ち良い派。
良くも悪くも普通。
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家の人が出払った日に、泊りの誘いなんてされたら健全な男子高校生としてソレを予想しない方が不自然だ。
日向と木吉、いつも通りにしているつもりでも何処となくふわふわとした空気が漂っている。
買ってきた弁当を食べて、軽く片付けをして。
風呂入る?なんて簡単な問いかけさえ、まるで何かを期待しているかのような卑猥さが感じられて照れが混じる。
まだ一緒に風呂に入るなんて恥ずかしくて言いだせ無くて、二人共ちらちらと物言いたげな視線を送りながらも黙って一人ずつ風呂に入る。
木吉が先に、日向が後に。
それはなんとなくそういう事をする時に決まって来た暗黙の了解って奴で、それくらい回数は重ねているのに、いざ事に及ぶまでの何とも言えない気恥ずかしさと緊張感が抜けない。
先に風呂から上がった木吉はスウェットだけを履いてベッドの上、無駄にシーツを綺麗に張り直してみたりする。
ゴムやローションはちゃんとすぐ取れる場所に用意したし、きっと今頃日向は一人風呂で前準備をしている筈だ。
その光景を想像しただけでも期待に勃ち上がりそうな股間を押さえつけてベッドに転がる。
早く出てきてこの欲をぶつけたい。けれどまだ出てきて欲しく無い緊張でどうにかなりそうだから。
ごろごろと無駄にシーツの上を転がっていればぺたぺたと静かな足音が聞こえる。
緊張した顔の日向が扉を開けるまで、あと少し――
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【火日】
はらぺこな虎と、ほだされがちな飼い主。
お腹を空かせた火神がついつい日向に食らい付いてなし崩しなパターンが多い。
けど絶対に乱暴にはしないし、本気で日向が嫌がるようならちゃんと我慢も出来る。
食べていいってお許しもらったら日向がとろっとろになるまで全身隈なく愛してくれます火神くんまじ紳士。
日向も愛ゆえの事とわかっているからあんまり強くは拒否れない。
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がぶり。
不意に項を齧られてびくりと日向の肩が跳ねる。
痛くは無い、けれどくすぐったいでは収まらないような微妙な力加減でがじがじと齧られる。
「おい火神何してやがる」
背後から腹に回された腕はがっちりと日向を捕らえて離す気配が無い。
肘で腹を押しても余り効果は無く、逆にこれでもかと言わんばかりに抱き締める力が強くなる。
「腹減った……です」
「今食ったばかりだろーが、足りなかったら何か作ればいーだろ」
「違ェです。…主将が食べてぇ」
きっと淡く歯型が残っただろう皮膚の上を熱い舌がべろりと這えば、ふわりと日向の体温が上がる。
それを火神に知られたく無くて、強引に身を捩って逃れても結局腕の中に囚われて、今度は正面から抱き合う姿勢になった。
「主将…」
こつりとおでこを合わせて間近の瞳が日向に訴えかけてくる。
熱を孕んで居るのに何処か大型犬を連想させるような表情に、日向は弱い。
まるで垂れた耳まで見えてくるような顔に、まるでこちらが悪い事をしているような気になってしまう。
「…洗い物終わらせちまうから、少し待ってろ。」
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【青今】
俺様暴君と腹黒策士のぶつかり合い。
青峰ににいいようにされているように見えて、掌で転がしてるのは今吉。
DT青峰と、男女共に経験あるビッチ今吉だと個人的に萌える。
青峰のベッド上でのテクは全て俺が仕込みましたドヤァな今吉さんまじビッチ。
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「今吉サン、…」
いつもならば考えられないような、躊躇いを含んだ声が今吉を呼ぶ。
同時に伸ばされた手は今吉の肩を強く掴むのに、其処から押し倒すでも引き寄せるでも無くて、まだ戸惑っているのが丸わかりだ。
「どした?」
暴君の、未だ幼い部分が垣間見えるようで思わず口角が釣り上がりそうになるのを堪えて今吉はそっけなく問い返す。
色気も何も纏わない問い返しに、青峰が少し不機嫌に眉を潜めるのが予想通りでたまらない。
「眠なったん?せやったら先に寝てええで?」
じわじわと服越しでも分かる掌の熱さに知らぬ振りをしてベッドを顎で指してやれば流石の青峰も意を決したらしい、ぐっと肩を押して圧し掛かる体重、それと共に塞がれる唇。
そこまでしても尚、ぎこちなく伸ばされる舌には遠慮が見えてそっと手助けするように今吉から舌を絡め取ってやる。
遠慮か、緊張にか、変に腕で体重を支えたまま空に浮いた身体を両腕でそっと抱きしめるようにして引き寄せてやっと、絡まる舌の動きに隠しきれない劣情が宿る。
いずれ、キスもちゃんと教えたらんとな、と思いながら今吉は服の下へと忍びこんだ腕の熱さに身を任せた。
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【諏佐今】
お人よしな苦労人と、それを弄るのが趣味な変態。
精神的にどえすで肉体的にどえむな今吉さんによる諏佐を使ったおなぬーに近い。
それでも愛はある多分。
たまに今吉の面倒臭さにキレると諏佐がどえすにシフトチェンジするから止められない、止まらない。
諏佐に乱雑に犯されるなんてこの業界ではご褒美です^^^^^^^^
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「諏佐ぁ、」
甘ったるく媚びるような声で今吉が呼ぶ時、決まって碌な事が無い。
それを知っている諏佐は、何だ、と問い返してやりながらも課題に走らせるペンから目を離さない。
けれど今吉とてそれくらいで諦めるような性質では無い。
諏佐に聞く気が無いと分かればするりと腕を絡めて纏わりつく体温は悪い物では無い。
が、タイミングが悪い。
そろそろ日付も変わろうかという頃、明日提出期限の課題を片付ける諏佐には今吉にかまっている暇等無い。
はいはいと適当に髪の毛をぐしゃぐしゃとかき混ぜるついでに適当に押し退けたのが、不味かった。
押しのける腕を避けてぴたりと抱きついた今吉の腕が諏佐の股間を明らかな意図を持って撫でる。
媚びて窺うだけだった今吉が強引に事を進めようとし始めたのだ。
動かすペン先には影響が無いように、だが大胆に絡み付く掌は諏佐の熱を煽り、唇が其処彼処を這う。
正直に言えば、鬱陶しい。
まだ終わりが見えない課題と闘う諏佐に取って、横で勝手に発情している今吉は邪魔でしか無い。
けれど此処で変に押し退けた所で、すっかりやる気になっている今吉は中々離れる事は無いだろう。
「…面倒臭ェ…」
ならば、さっさと今吉に満足頂いてお帰り頂くのが一番早いのだと諦めの境地で今吉を乱雑に床へと引き摺り倒せば、痛みに一瞬、噎せながらも期待に満ちた眼差しが諏佐を見上げる。
全て、今吉の思い通りなのだと思うと釈然としない物はあるが、ため息一つでそれを追い払い、諏佐は今吉へと覆い被さった。
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【紫氷】
お菓子の妖精の皮を被った普通のDTDKと、妖精を性的な目で見る事に罪悪感を覚える妖精信者。
年上の綺麗なお姉様と僕、な紫原と、子供だとばかり思っていた年下の男の子が急にかっこよく見えて困っちゃう氷室。
紫原にやりたいってお願いされると断りきれない氷室なので案外変なプレイも経験済。
縛ったりとか、野外とか、異物挿入とか。
むっくんの好奇心のままにおせっくすの幅が広がるよ!!!
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「ねー室ちん、これ見てー」
無邪気な顔で紫原の差し出したそれに氷室は思わず言葉に詰まった。
明らかに男性器を模した形状、ぷにぷにと柔らかそうな表面、それから根元から伸びるコードに四角い箱。
どう見ても大人の玩具です、本当にありがとうございます。
荒れ狂う内面をなんとか笑顔の奥に押し留めて、差し出されたそれを見ないように紫原を見上げる。
「どうしたんだい、コレ。余り、簡単に手に入る物とも思えないんだけれど。」
「えっとねー、赤ちんがねー、室ちんに使ったらいいって送って来てくれたー」
間延びした幼い喋り口は可愛いが、言っている内容は氷室に衝撃しか与えない。
大人の玩具を送りつける高一男子って何だ。
使ったらいいって、それはつまり赤ちんとやらは紫原と氷室のあれそれを知っているという事か。
むしろその見知らぬ相手がこれを使えと言っているのか。
突っ込みどころが多すぎて固まった氷室にかまわず紫原はソレを手にしたままぎゅうと氷室を抱きしめる。
氷室とて日本人にしては身長の高い方だが紫原の腕に包まれてしまえばすっぽりと収まってしまう。
子供が抱きつくような遠慮のない強さで、だが耳元にちゅ、とリップノイズを落とすなんて姑息な大人の手を使って氷室を陥落させようとする紫原の要求はもはや言われなくても分かっている。
わかっているのだが。
「ね、これ、今日使ってみていい?」
断りたいと理性が訴えていても、じっと見つめる紫原の瞳に抗えるわけが無い。
明日の朝練出れるかな、と氷室はぼんやり思いながら紫原を抱きしめ返した。

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